2011年11月22日火曜日

肥溜めをかつぐおじいちゃん

だんだん寒くなってきましたが、凍てつく風がいい感じです。
今日もジテツウ・・・明日の天気が気になる、気になる。

おとといの日曜日、田舎の山道を自転車で通ったときに
肥溜めを天秤のように肩にかついだおじいちゃんが道を歩いていました。
ほとんど地元の人しか通らないような田舎の道です。


すでに近づく前からウンコの匂いがすごかったのですが
じいさんの横を通ると、更に強烈な匂いが・・・
でも、一昔前は汲み取りだったわけだから、どこもそんな匂いがあったわけで
じいさんは、それをかついで自分の畑にでも持っていく途中だったのでしょう。


そのとき、考えごとをしながら自転車をこいでいたのですが
そのじいさんを見て、ウンコの匂いを嗅いで思いましたね。



「あぁ、人目も気にせず黙々と自分の人生を過ごす」・・・これ大事。



じいさんにどんな人生があったのか?それは私にはわかりませんが
少なくとも私の目には、そのときすれ違ったじいさんはそう見えました。

振り返ると、傍からの目線を考えている自分がいて
更に言うなら、人と比較している自分がいまして

「じいさんを見習おう」

藺牟田池近くの山の中で、自転車に乗りながら、そういうことを学習する自分がいました。

自転車ってゆっくりだから、匂いも景色も人生も味わえます。
あ~しあわせ・・・ビバ自転車!(◎_◎;)